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RICE応急処置
RICE応急処置

捻挫・肉離れ・打撲等に幅広く使われる応急処置にRICE処置というものがあります。
RICE処置というのは「RestのR」「IceのI」「CompressionのC」「ElevationのE」とそれぞれの単語の頭文字をとってつなげた言葉です。

Restは「安静」を意味します。
怪我をした後に無理をしていると、怪我は治るどころかさらにひどくなる一方なので、おとなしく安静にしていなければなりません。
「痛い」「何かおかしい」などと、いつもと違った違和感を感じたら、とにかく安静にすることが大切なのです。

Iceは「冷却」を意味します。
患部の腫れを抑えるために氷などで冷やします。
急激な衝撃によって内出血が起きてしまい、その箇所に血液が溜まります。
そこで血管を冷やすことによって血管は収縮し、出血を抑えることができます。
放置しておけば出血も治まらず、どんどんと血液が溜まり、それが多ければ多いほど回復が遅くなるので早めに処置が必要です。
冷却は20分から30分が目安です。冷たさを通り越して感覚がなくなってきたら一旦休み、休んだれまた冷却と繰り返します。
このとき無理して冷やしすぎると、凍傷の危険性もあるので注意して下さい。

Compressionは「圧迫」を意味します。
血管やリンパ液などが、怪我をした患部に流れ込んできて、その箇所に腫れを生じさせます。
この腫れを圧迫することによって抑えます。
腫れを放置しておくとますます回復が遅くなります。
包帯やゴムバンドを巻くなどするのが一般的な圧迫方法ですが、その際に圧迫が強すぎるとかえって症状を悪化させかねませんので、あくまでも慎重に行って下さい。
腫れの起こりそうな患部にパッドやスポンジをあてて、伸縮包帯や伸縮テープを巻いておくとより良いでしょう。

Elevationは「高挙」を意味します。
高挙とは、その名の通り患部を高い位置に挙げることをいいます。
怪我をした箇所を心臓よりも高い位置に挙げておくことで、過剰な出血や腫れを抑えることができます。

これらを合わせてRICE処置と呼んでいます。
怪我をした後、痛みや腫れ、炎症を起こしているとき、または慢性の症状があるときには、回復を早めるためには、それらの症状を抑える必要があります。
腫れなどは治癒の初期過程ででる必要なものではあるのですが、大きく腫れ上がりすぎると逆に治癒を遅らせる原因になります。
ですから、必要最低限に抑えることが重要になります。

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